自分で自分の首を絞めるって、あるよね。
やることいっぱいあるのに、「これもお願い」とか言われると、周りを見渡して(他にできる人いないもんな)とか(私が今ここで断っても、なんやかんや面倒くさいことが起こって結局尻拭いさせられそうだな)とか色々考えてしまって、「あ、はい」とだけ返事して受け取ってしまったり。
これくらい出来ていれば及第点だとわかっているのに、完璧主義が顔を覗かせてしまって100点目指してがんばるんだけど、そのせいで心も体も余裕がなくなって訳もなくイライラして、及第点ギリギリでいいやと割り切っている同僚や友達を横目に、なぜか自分だけ損してる…とか思ってしまったり。
それなりに仕事はこなしてはいるけど、得意なこともなく、何者にもなれず、自分はこれでいいのかとdodaのCMが流れるたびに情緒不安定になり、今の仕事に大きな不満はないのに転職活動しなきゃと焦って転職サイトに登録してしたはいいものの、そのサイトの仲介担当から鬼のような電話がかかってきてさらに焦ってしまったり。
要は、なりたがってしまうのよね、何者かに。
思い返せば、学生の頃はわかりやすい目標があった気がする。
あの高校に入るために勉強しよう、あの大学に入るために勉強しよう、国語が得意だから文学部に入ろう、医者になりたいから医学部に入ろう。
けど、社会に出た途端、その目標が急にわかりづらくなる。
この道でずっとやっていけるのか、やっていっていいのか、不安にもなるし、そもそも選んだ道が自分に向いてないんじゃないだろうか、とか思い始める。
途中まで進んだところで、環境が変わっていく周りの人たちを見て、今度は自分のライフステージこれでいいのか、とか思い始める。
THE 迷走のはじまりである。
正解なんてないんだから、どんな自分でもすんなり肯定できたらいいんだけどねぇ…。
なんでこんなに生き迷うのか、きっと色んな生き方が目に入ってしまうからだろうねぇ…。
他の人たちが輝いて見えちゃうのよ〜。
それと比べて自分は…あぁ〜ってなるのよ〜。
そんな時は、ディズニー映画でも観て「ンナァー‼︎」って爆発させるといい。
できればライオンキング。
歌とか一緒に歌ってサバンナの一員になるのだ。
別にシンバに共感できなくてもいい。
最近はヴィラン側のキャラクターにも光が当たってることだしね?ハイエナたちにシンパシー感じたっていい。
とか言ってるけど、ディズニー映画に詳しいわけじゃない。
なんだっていいの。少しでも声を出すだけで、胸の内に溜まったガスみたいな陰気くささが発散される気がするから。
するってえと何かい?カラオケとかで歌うだけでもいいってことかい?(急な江戸っ子)
それもいいかもね。
けど、私のおすすめはやっぱりライオンキング。
なんか、動物観て癒されるとこもあるから。
あ、動物を観て癒されるって、「かわいー♡」とか言う感じではないよ。「…なんか、何考えてんのか、よくわからんな、あいつ」って感じで、自分の悩みも「…なんか、どうでもいいよな」と感じるのだ。
そうすると、じゃあ動物園に行くとかでもいいかもしれない。
公園のスズメ見てるだけでもいいかもしれない。
近所の野良猫でもいいかもしれない。
けど、アルパカ、お前だけはダメだ。
よく『アルパカは臆病な動物だから、何か怖いと感じると、ツバを吐くことがあるよ』みたいな注意書きがされていたりする。
しかし、ヤツらのツバは力強い霧吹き並みなので、そんな可愛いものではない。
こちらが優しく撫でていても、何か気に入らない(距離感近かったのかな?触る場所が気に入らなかったのかな?触り方が雑だったのかな?)と感じるとすぐツバを吐く。
(性格が悪すぎやしないかい?そう思うのは私だけかい?)
とにかく、アルパカには気をつけた方がいい。
今日の結論はこれだな。